猫のタオの話

竹田の此処は、あっぱれ晴天です。
タオとは、長く居ました。
西宮に居た頃、遠くのお気に入りのカフェで生まれました。
1匹だけ、三毛猫ですが、目を取り囲むように、黒ぶち。
売れ残り、あたしは貰いました。
田舎暮らしをするため、Kの車に荷物とタオを乗せて旅にでたのです。
キャンプです。
あれは、大分の国東かどこかの海辺です。
いつまで経っても、タオが帰りません。
3日待ちました。
うろうろ、探しました。
そこに、なんと、1匹の三毛猫の死体。
あたし達は、絶句、そして、号泣。
泣く泣く、タオを埋めたのです。
合掌してから振り向くと、
なんと、向こうの方から、悠々とタオが歩いて来ています。
そう言えば、なんか死体は、古い様な、黒ぶちはなかった様な。
そのタオもあたしについてきて。

17年生きて、3年前に亡くなりました。
ある日突然いなくなり、探して模見つからず。
随分たって、納屋の奥で見つかりました。
タオは知ってました。
あたしが、コワガリなのを。
大丈夫に
なってから、あたしに納屋掃除をさせたのです。
タオ、有り難う。

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