竹田の此処は、本日曇りです。スノードロップが天使のような花を咲せています。昨日の夕方、近くに住む友人の若い女性が、自作の石窯で焼いた天然酵母パンをかかえて、来てくれました。ふと足元を見ると彼女はゴムぞうり、とても元気な人です。その彼女も、もうすぐ此所から高知へと引っ越します。しかし、すぐ次に入居する方は決まりました。その時彼女は、家が喜ぶねぇー、と言いました。そうなんです、そういう事はあります。あたしが清川から竹田に引っ越しするとき、アリンコのように、何回もKトラックで荷物を運んだある日、そろそろ最後の荷物を運び出すため、清川の山の家に足を踏み込んだその瞬間だか、心がジーンとなったのです。あー、家が悲しんでいるな、と思って、あたしは、家と話しました。どんなにこの家を愛しているか、あたし逹が幸せだったか、それから、色々、通じて無くともよい、と思い話しました。そして、家の回りに、お酒を撒き、塩を盛りましたら、何だかスッキリしましたから、この竹田の家でも、そうしました。氣のもんかもしれませんが、なぜだかそうすることが礼儀だと思ったのです。我が家の近くにみやど八幡神社があります、犬の散歩の時に、仕事でとても疲れたりしたら、あたしは、あたりをキョロキョロして、誰も居ないのを確認したら、グワシャーンと此処の大木に抱き付きます。心がすっと晴れます。これも氣のもんかもしれませんが。パンをくれた友人の背中をゆっくり撫ぜながら、またねーと見送りました。昨日の暖かい気分がまだ残っています。春はもうすぐそこです、フキノトウも出てきました。竹田はとても良いところです。美しい山に囲まれ、美味しい水の都です。竹田に移住しちょくれというブログが竹田に移住して来たかたが書いています。たまには、みちょくれです。本日もさをり織りびよりです。この木曜日から、機織り教室オープンします、織りにきちょくれです。
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