宮砥工藝舎

宮砥工藝舎では

さをり織りを
教えています
教えています
というても

何もいいません

あなたは
あなたの「織物」を
されたらいいと
考えています
その人の持つ「感性」を大切にしたいので

何も言わないのです

「さをり織り」

布を織るのではなく自分を織る

さー^^
此処
大分の廃校
宮砥工藝舎で「出会いませんか」
予約
お待ちしています
090−2280−8556
http://miyado.net

「さをり織りとは最も簡単な「はた織り」のひとつで、名前の意味は、それぞれが持つ個性・感性を織り込む、つまり「差異を織る」ところから来ています。
創始者は大阪に在住の、今もご健在な城みさを(98歳)さんです。
「さをり織り」の理念は、「教えないで引き出す」「思いのままに織る」で、色彩や素材・織り方も自由という制約のないところが、既成概念にとらわれない障がいを持つ人たちにも向いており、感性豊かな作品が次々と生まれています。
さをり織りの起源について、「さをりの森」から引用して説明します。
———-
城みさをが57歳の時。あるきっかけで手織りを始めて間もない頃。自分の織った布にタテ糸が1本抜けていた。織物の常識に照らせば傷物。しかし、何か趣きがある、自分としては気に入っている。これを傷とみるか模様とみるか、見方次第で物の評価は180度変わる。よし、一度常識から離れて自分の好きなようにやってみよう、どんどんキズを作ってやろう…
当時、織物といえば規則正しく均一なものが一般的でした。タテ糸が一本抜けていれば、「これはキズモノでっせ。二束三文や。」と言われた時代。しかし、城みさをは自分の感性を信じ、常識から離れて織ったショールを大阪の老舗呉服店に持ち込みました。すると、そこの主人から思わぬ言葉。
「これは面白い。全部引き取らせてもらいまひょ。」
自分の感性を信じて織ったショールが高値で売れ、城みさをは考えました。「織り手の個性の美しさが布に現れていたから、評価されたに違いない。」
キズはキズではなく、織り手の個性。
すべてはその発想の転換から始まりました。
単なる手織りがアートに昇華した瞬間でした。
———-
「みさをの織り」から「さをり」と命名。織手が好きな色を使い、決まった規則を持たず、心のおもむくままに織りあげていく。「布ではなく、自分を織る」。
この常識にとらわれないさをり織りは、芸術家やファッションデザイナーに高く評価され、愛好者は世界40ヶ国以上に広がっています。すごいですね。
私の娘は養護学校在学時にさをり織りと出会い、以来さをりを織り続けています。
家には折りたたみ式のさをり織り機があります。
SX60という名前がついています。」

 

 

 いつも応援ありがとうございます
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ