なつかしい

 

モノの体温 5という

雑誌に
大昔
大分の「清川村」に住んでいた時

取材に来ていただきました
なつかしいな
若いなー^^

御嶽山の「てっぺん」に住んでました

この頃は
草木染め
糸紡ぐもしてたなー^^
裂き織りもー^^

シネマの食感
www.emo.or.jp/…/ba…/formerback/emo/backnumber/…/index.html
染織り作家の高木康子さん、「手紡ぎものはこれだからおもしろい」と話します。素材としての“糸”にはなんといってもこだわりがあり、自分で紡ぎ、自分で染めていきます。 昔話に出てくるような手回しの糸紡ぎ機を操りながら、自由に糸を紡いでいきます。
「市販の糸にほんの一本、手紡ぎの糸を刺すだけで、布がたちまち息をするようになるのですよ。」染織り作家の高木康子さん、「手紡ぎものはこれだからおもしろい」と話します。素材としての“糸”にはなんといってもこだわりがあり、自分で紡ぎ、自分で染めていきます。昔話に出てくるような手回しの糸紡ぎ機を操りながら、自由に糸を紡いでいきます。
いと写真

材料となる糸は、羊毛、古布、布団綿などなど。最近はとくに、50年も60年も経った古い布団の綿や布を使うのが楽しいと言います。
「今まさに捨てられそう、燃やされそうな布団や肌じゅばんをいただいてくるの。あちこちに穴が開いて、もう再生できそうにない、洋服にも還られへん、そんな古布や綿をもう一度生かしてみる。糸として刺してみることで有効利用する。それがまた気持ちいいのよ。使い込んだ記事の風合いもそうだけど、布の手触りと柔らかさがなんともイイ」。
高木さん写真
“清川”という名前の美しさに惹かれてここに移り住んだ高木さんですが、こういった貴重な材料が手に入りやすく、材料集めにも村の人たちが積極的に協力してくれるからありがたいといいます。

以前インドやネパールを旅した時、そこら中に羊がいて、男性も女性も機織りしているのを見て、暮らしの中で当たり前に“織物”の世界があることが新鮮で、帰国したら自分もやってみようと心に決めていた高木さん。日本に帰って出会った手織の「さをり織り」にいっぺんに夢中になってしまいます。「“いろいろ考えたらあかん”というのがさをり織り。自由に自然のままに織っていくんです」。研究所に通い、一生懸命にさをりを勉強し、京都では染織も学んだといいます。

高木さんが今最もハマッている古布を細く手で裂いて、こてを糸として織り込んでいく「裂き織り」の魅力もさをりに通じています。「どう織っていこうかとか、どこにどんな糸を刺そうかなんて気にしてたら織れへん。耳(端)が少々ででこぼこになろうがそんなこと気にしません。その横糸に飽きたら、どんどん糸の種類だって変えていく。どんなものが出来上がるかなんて最後までわからへん。だって、これって自分を織ってるようなもんなんやから。」糸を紡ぎ、織るという作業は、高木さんが最も自然に、自由に自分を表現できる方法なのです。

古布の多くはそのまま色を使いますが、綿や羊の原毛は思いの色に染めます。草木染めの中でも、“カラダにいい薬草”で染めることが多いとか。「うちでなったトマト。実は食べるけど、茎を捨てるのは勿体ないと染めてみたり。そうそうオモシロイことがあるの。無農薬で育てたものとそうでないものと、染まり具合が歴然と違うのよ。無農薬ものは鮮やかに染まって、命の色が出る。この差は見事なもんよ。先日も家の前に生えている雑草を適当に刈ってそれで染めてみたらとってもいい色に仕上がりました。夏を前に勢いよく伸びてくる草、そんな生命力が色にも出るんよね」。

御嶽山の頂上付近、ご主人の逸夫さんは土と火にこだわりながら焼き物を作り、6歳の春風君は自然の中で、いまどき珍しいワンパク振りを発揮。その横で高木さんが楽しそうに布を織る、糸を紡ぐ・・・村の暮らしや自然の恩恵を体いっぱいに受けとめようとする高木さんが紡いだ糸、高木さんが織った布。野の花を摘んできたような、やさしさと柔らかさが漂います。

なつかしいー^^

 

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