鹿の土地

竹田の此処は、快晴。
今、山藤が美しい。
この花を見ると、涎がでてくる。
美味しいのです。
この花をひと房、天ぷらにして見てください。
5センチから10センチ位の、まだ咲ききってないのがいいのです。

薄紫の美しい天ぷらです。
山藤は、今竹田の此処では、咲きほこっています。
昨日は、機織教室が終わってから。
山にわらび採りに行きました。
先客の鹿さんが居ました。
鹿さんは、あたしを見つけると、まず直ぐ逃げないで、
真っ直ぐ、あたしの目をじっと見つめてから、
きゅんと言う声を出して走りさるのです。
いつも、このシーンは、
威厳を持って、
感じます。
鹿さんの居るところに、あたしが邪魔しているのです。
此処は、あたし達の土地ではなく。
彼らの土地なのです。
あたしは、背中を曲げつつ、わらびを摘んで、
鹿さんの凛とした美しさに
感動を覚えるのです。
本日もいい空です。

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